運転整理時に使用される出発時機表示器の表示の説明です。 指令の指示内容が表示されます。 乗務員は、表示された指示に従わなければなりません。 基本内容は、「時変」の出発、「下げ」の延発、「止める」抑止、「様子を見る」通知の4パターン。 このサイトでは、撮影できた「出発(提供写真)」、「延発」、「抑止」、「通知」、「試験(提供写真)」表示のみ説明します。 |
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これは「出発」。 後述する延発とは異なり、当該線区内のダイヤ乱れ時や直通の優等列車(中央本線特急のみが遅れたりなど)でやむを得ず出発時刻そのものを変更するときに表示する。 「出発」/「発車時刻4ケタ」を交互に表示し、指示した時間に早発させる。 中央(快速)線など、高密度運転を行う線区でよく見られる表示。 なお、普段は使用しない表示のため目撃できれば相当運がいいとも言える。 なお、快適に見られるように回転・トリミングなどの編集を行いましたのでご了承ください。* |
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これは「延発」。 下のアニメーションのように「延発」と数字4桁が交互に表示される。 アニメーションの数字左が「分」で、右が「秒」である。 おもに後続電車の遅延時の間隔調整時に表示される。 また、放送と連動していて駅設定で「ON」になっている場合には駅名連呼のタイミング(駅名連呼がある場合は駅名連呼のすぐ後に流れる)で「この、電車は、当駅で、少々停車します」と流れる。 また、電光掲示板にも、「この電車は当駅で少々停車致します」とスクロールが流れる。 なお、表示を消して「延発」を取り消すことができるようである。 *右の写真をクリックすると、「延発」/「時刻」が見れます* |
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これは、「抑止」で電車を止めたいときに表示される 「抑止」の文字が下のアニメーションのように点滅する。 「抑止」解除時には、さらにその下のアニメーションのように点滅が速くなる。 指令から直接発車指示があった場合を除き、「抑止」が消えるまで駅から発車してはいけない。 なお、無線での抑止通告時は表示しない。 また、抑止の入力が遅れると表示しない。 |
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これは、「通知」で通知運転中に表示。 「通知」の文字が下にあるように点滅する。 「通知」解除時には、抑止同様点滅が速くなる。 先行電車が駅を出るか、指令が通知運転を解除するまで消えない。 指令から直接発車指示があった場合を除き、「通知」が消えるまで駅から発車してはいけない。 |
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これは、「試験」で出発時機表示器の試験時に表示される 「試験」の文字が下にあるように点滅する。 ATOS導入前の試験で表示される。 なお、駅単位での試験の時のみで、全体では「出発」を表示する。試験 EF510さん提供の写真です。 提供ありがとうございます→ |
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駅員用は、緑色の表示である。 色が違うだけで、表示方法になんら変わりは無い。 |
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抑止 | |
通知 | |
同じ番線内の出発時機表示器は、同じ表示をする。 編成等関係なく表示される。 恐らく、出発時機表示器のアドレスが同じと思われる。 |
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駅員用ので表示している様子。 この時、品川で「列車非常停止スイッチ」扱いによる延発が行われた。 これは、東京駅のものです。 |
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