出発時機表示器

出発時機表示器とは、指令が直接入力しその内容を表示するものです。
従って、出発時機表示器の表示内容に乗務員は従って運行することになっています。
この機器により、指令と乗務員、駅係員の負担は軽減されました。
このページでは、業務用機器「出発時機表示器」について説明します。
出発時機表示器の紹介です。
白いプラスチックボディとLEDで出来た信号機器です。
業務用機器であるため、乗客の目には触れにくい。
白のプラスチックの本体にLEDの表示面が特徴的。
必ず、乗務員から見やすい所に設置されるため先頭などから見るとよくわかる。
基本的に、運転士用1個と車掌用1個の計2つが設置され、状況に応じて数が増える。
短い編成が多いと、6個を超える駅も存在する。主に特急が止まる駅に多い。
写真をクリックすると、車掌の視点からの写真が見れます。
出発時機表示器のラック部分は金属製で、使用してしばらく経つとサビが見える。
これは、使用開始前の出発時機表示器です。
使用開始前は白のビニールテープで×と貼られる。
中央装置の使用と同時に使用可能になるため、使用開始の数週間前あたりにはテープが剥がされる。
これは、使用開始後の出発時機表示器です。
使用開始前の白のビニールテープで×と貼られた跡が残る。
電光掲示板とは異なり、この方法しかできないため砂が飛ぶような駅などではこうなってしまう。
この写真は大船駅のもの。テープが両面テープだったと思われる。その証拠に粘着部分が見える。
使用されている出発時機表示器です。
普段は消灯している状態です。
乗務員・駅員に見やすいように設置されています。
LED面はオレンジと緑の2タイプあります。
この写真に載っている003A型については、
LEDがオレンジのみです。
縦と横に16個ずつのドットがあります。
*1文字当たり16ドットです*
抑止中の様子。
運転整理時にやっと機能する。
表示パターンも様々であるが、設置されていない区間も存在する。
出発時機表示器は、信号機器の一つでもある。
連動駅では、「延発」などの表示が出た時に信号も赤になっているときがある。
東海道線の大船駅3番線で「延発」、新宿駅14番線で「通知」、池袋駅2番線で「抑止」の場面で停止信号を確認。
しかし、閉塞信号や停車してからの出発抑止には連動せず。
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