各線区の特徴―横須賀線

ATOS導入範囲は、東京〜大船間で、2009年から大船〜久里浜間にATOSが導入される。
出発時機表示器の設置は、東京〜大船間の全線に設置され一部は東海道線用としても使用されている。
総武(快速)線と同期で導入され、複雑な運行形態を支える結果となっている。
なお、大船〜久里浜駅間の延長区間についてはコチラを参照してください。






★電光掲示板★

電光掲示板の表示。

基本的には種別を表示せず、特急やライナー、さらには湘南新宿ラインの「快速」や「特別快速」停車駅では種別を表示。

基本的には1行だが、湘南新宿ラインの関係で戸塚〜西大井は導入後に2行に変更され、優等列車停車駅では2行を設置。

なお、東戸塚・保土ヶ谷・新川崎・西大井では一部時間帯に限り、電光掲示板の左等の空きスペースには湘南新宿ライン到着時の「新宿経由」を表示し、その内「経」の字に糸編が無いのが特徴となっている。

接近警告は、普通電車は「電車がまいります」で湘南新宿ラインとN'EX、スーパービュー踊り子等の特急は「列車がまいります」である。

なお、総武(快速)線同様ドア数表示はない。

これは、横須賀線では普通列車がE217系に統一されており「3ドア」が来ないこともその一つに入る。しかし、湘南新宿ラインでは停止位置注意の為にドア数を案内する。

電光掲示板の表示にも変化が見られた。

行き先と列車愛称名が交互に表示されるようになった。

場合によっては、他の項目を消してその上に表示することもある。

その他、「始発」表示が追加された。

英語表示時には消えているものの、途中駅の場合は「始発」がでる。

現在では、東京駅以外で常磐線から表示された「Depar-ture」が表示されるが東京駅では表示されず。






★出発時機表示器★

横須賀線では、002A型を使用している。

見た目は001Aとなんら変わりはないが、内部が若干異なる。

なお、総武(快速)線とは異なり一般的な地上型で設置される。

なお、湘南新宿ラインの関係からか一部が003Aに交換されているのが総武(快速)線との違いとも言える。

横須賀線では、新橋、東京は地下ホームとなる。

そこで、出発時機表示器の天井吊り下げ型がレピータ等と同じ設置方法になっている。

これは、後に導入が急遽決定した埼京線と元々導入が決まっていた川越線の大宮駅にもこの技術が用いられた。



*地下ホームの002Aが003Aに置き換えられたので写真も003Aにしてありますが、写真をクリックすると002Aが見れます*






★その他の特徴★






放送関係の大半は、総武(快速)線と同じなので放送については総武(快速)線

接近放送千葉行きA線千葉行きの接近放送です。法規上では東海道線の緩行線ため、種別が普通しかないため種別を言いません。
一部駅ではこのように停止位置の注意案内が省略されている駅もある。
遅延放送(約10分) 初期導入の中央線から同期の総武(快速)線とこの線区まではこの遅延放送を使用していた。
「約/○○分/遅れで運転中です//到着まで/しばらく/お待ち下さい」の部分が東海道線以降の線区との違いである。
横須賀線では、輸送障害時に久里浜〜大船、総武(快速)線との分離運転が容易に行える。
運行形態が複雑化している横須賀線だが、ダイヤ回復力は他線区より優れている。

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