各線区の特徴―総武(快速)線

ATOS導入範囲は、東京〜千葉駅西端間。
出発時機表示器の設置は、東京〜稲毛で稲毛駅下りA線は設置されず。
横須賀線と同期で導入され、一部の特徴を除き横須賀線とほぼ同じである。






★電光掲示板★

電光掲示板の表示。

基本的には種別を表示せず、特急や通勤快速停車駅では種別を表示。

A線千葉方面行きは2行が基本で、B線東京方面行きは1行が基本となる。

接近警告は、快速と通勤快速は「電車がまいります」で、特急と回送列車は「列車がまいります」である。

これは、列車番号の末期が「M」ではなく「F」であることがこの特殊な案内に繋がっている。

なお、ドア数案内もされない。

これは、快速、通勤快速がE217系に統一されており「3ドア」が来ないこともその一つに入る。

電光掲示板の表示にも変化が見られた。

行き先と列車愛称名が交互に表示されるようになった。

場合によっては、他の項目を消してその上に表示することもある。

その他、「始発」表示が追加された。

英語表示時には消えているものの、途中駅の場合は「始発」がでる。

現在では、東京駅以外で常磐線から表示された「Depar-ture」が表示されるが東京駅では表示されず。






★出発時機表示器★

総武(快速)線では、002A型を使用している。

見た目は001Aとなんら変わりはないが、内部が若干異なる。

ちなみに、地上型の設置方法が珍しい。千葉支社のみで見られるやり方である。

なお、地下や一部駅では通常の設置形態をとっている場合もある。

なお、総武(快速)線では003A型が一つもない。これは、001A・002A導入線区では総武(快速)線と東海道貨物線のみである。

総武(快速)線では、馬喰町〜東京まで地下ホームとなる。

そこで、出発時機表示器の天井吊り下げ型がレピータ等と同じ設置方法になっている。

これは、後に導入が急遽決定した埼京線と元々導入が決まっていた川越線の大宮駅にもこの技術が用いられた。






★その他の特徴★



放送に関してだが、「黄色い線の内側まで」が「黄色い線まで」に。
「○○両/編成です」は「○○両/です」に変更された。


接近放送東京行き11両B線東京行きの接近放送です。
津田沼寄りには停車しない案内をしますが、「津田沼」と「寄りには」がツギハギなのが特徴です。
「新小岩/寄りには」はコチラ
接近放送逗子行き15両
B線の接近放送です。
15両時の案内です。「○○/寄りには/止まりません」が無いのが特徴です。
次発放送エアポート成田次発放送です。
「エアポート」と「成田」がツギハギになっています。これは「成田行き」の次発放送用の単語と共有しているからです。
駅名連呼「稲毛駅」
駅名連呼です。
「○○、です」ではなく、「○○、」に変わり少し自然になりました。
総武(快速)線では、輸送障害時に横須賀線との分離運転が容易に行える。
運行形態が複雑化している横須賀線への直通運転を行っている総武(快速)線だが、分離運転の早さとダイヤ回復力は他線区より優れている。

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