ニュース ATOS導入プロジェクト延長

この程、JR東日本の公式ホームページにてATOS導入予定線区が追加された。
今回は、横須賀線(大船〜久里浜:2009年頃)、武蔵野線(2011年頃)に導入される。
今回は、中央線・京浜東北線・山手線・埼京線同様、システム線区からの切り替えとなる。
導入により、横須賀線は大船〜久里浜間の指令業務を逗子CTCを廃止の後、横須賀線全線を東鉄指令とすることで指令業務を統合する。
これにより、ダイヤ乱れ時の運転整理が効率良くなる。
湘南新宿ラインのダイヤ乱れに巻き込まれやすい横須賀線であるため、平常運転に戻すのが早くなる。
また、この区間では旅客案内が重要であるにも関わらず、案内が簡略化されていたためATOS連動の旅客案内は必要不可欠である。


武蔵野線の指令である「武蔵野指令」は、東京総合指令室の中にある。
今回の導入で、指令業務のスリム化を図ることができる。
また、武蔵野線は貨物列車の重要ルートになっていていろいろな場所からATOS導入線区とつながっている。
今回のATOSにより、他線区との連携がよくなり指令員の負担が軽減される。


南武線から登場した、新しい在線表示が採用されるかは不明であるが、放送はさらに改良されることが予想される。
電光掲示板だが、武蔵野線は交換不要。
横須賀線は、ホームに未設置の駅は増設。行数の足りないものは交換されることが予想される。
横須賀線では、旧型が設置されたためこれの交換もある。
放送装置も、現在では鎌倉・久里浜で放送装置が更新され、一部の準備は整いつつある。
久里浜では、発車メロディの音程が変わったうえに発車放送の言い回しも変わった。
また、1月頃から久里浜・横須賀・田浦でスピーカーが交換されバージョンダウンした。
武蔵野線では、特に目立った動きは見られない。
スタンドアローンの予想だが、電留線を抱える「逗子」・「久里浜」が有力である。
武蔵野線は、府中本町・東所沢・西船橋が有力である。
あくまで予想のため、そうなるかは不明であるが、スタンドアローンで使用開始する駅が登場してもおかしくない。
蛇足ながら、ATOSとホームグリーン券売機の設置の有無は関係ない。

埼京線のATOS導入前に、PRCに不調が発生し遅れがでた経緯がある。
今回も、システムからの移行となるため心配である。

ATOS導入への試験か、新小岩駅ではグリーン車マークが表示され始めた。

大船〜久里浜間では、グリーン車無しの編成があるためこの表示と案内が重要になってくる。

特に、逗子〜久里浜間の昼のダイヤは付属編成運用が多いためこの案内により乗客の不安などが軽減される。

写真をクリックすると、英語表示が見れます。
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